あなたの人生がうまくいかない原因について、最初に結論をお伝えします。
それは「幸せへの逃げ癖」がついているからです。
もし「私は幸せになりたいと思って頑張っているのに、逃げる癖なんてない」と思っている方も、この文章を読み進めることで、自分の心の奥に潜む逃げ癖に気づくかもしれません。
少しでも心に引っかかりがあるなら、これからお伝えする方法を試してみてください。
動画解説
幸せへの逃げ癖とは?
「あなたって幸せでいいよね」と言われると、いつも機嫌が良くて明るい人が脳天気に見られがちです。
しかし、そんな人たちも幸せを感じるために日々の小さな訓練を重ねています。
多くの人は「何かになる」「良いことが起こることでしか幸せになれない」と思い込んでいます。
この間違った思い込みが、外にばかり目を向けさせ、いつまでたっても幸せを感じることができない原因です。
あなたの心に次のような言葉が潜んでいませんか?
- 「他の人より優れていないとダメだ」
- 「もっと頑張って何者かにならないといけない」
- 「なんで他の人はもっと頑張らないんだろう」
このような比較やプレッシャーが、実は間違った頑張り方を生んでいるのです。
その結果、人生がうまくいかないのは自然な流れです。
幸せの逃げ癖の特徴
幸せの逃げ癖には、以下のような特徴があります。
- 不幸に目を向ける: 良いことがあっても、ちょっとした嫌なことにばかり目を向けてしまう。
- 自動思考を進める: 小さな不幸を自動的に大きく考えてしまい、気持ちが沈んでしまう。
- 小さな感謝をしない: 日常の小さな幸せに気づかず、感謝することを忘れてしまう。
これらの特徴があると、自分は不幸だと思い込むようになります。
たとえうまくいくことがあっても、「次はどうせ悪いことが来る」と考えてしまうのです。
幸せと向き合う方法
では、このような幸せの逃げ癖を改善するためにはどうすれば良いのでしょうか。
以下の3つの方法を試してみてください。
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幸せに目を向ける: 人間は防衛本能から不幸に目を向けてしまいますが、意識的に幸せに目を向けることが重要です。ポジティブな面を意識する訓練を日々行うことで、少しずつ心が変わっていきます。
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自動思考を止める: 不幸や不安なことに注目しすぎると、さらに思考が巡り、快感を感じてしまいます。この自動思考を止めるためには、瞑想や深呼吸を行い、心をリフレッシュさせることが効果的です。
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小さな感謝をする: 毎日の生活の中で、小さな幸せを見つけて感謝することが大切です。「ご飯が食べられて嬉しい」「空気が吸えて幸せ」といった日常の小さな幸せに目を向けることで、心のバランスが整います。
バランスの重要性
ただし、幸せと向き合うことばかりに偏ってしまうと、現実とのバランスが崩れることがあります。
幸せと不幸、良いことと悪いことを50%ずつ見て、心のバランスを取ることを目指しましょう。
自分には幸せと向き合う資格がないと思っている方は、私が解説している「自分に自信がない根本の原因を解決する方法」を参考にしてみてください。
まとめ
今回は、あなたの人生がうまくいかない根本の原因とその解決方法についてお話ししました。
多くの方がカウンセリングを受ける中で、目標設定ややることリストを作り、一歩一歩頑張ることが一般的ですが、これでは根本的な解決には至りません。
外に幸せを求めるのではなく、まず内側から幸せを見つけるきっかけになればと思います。
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