今回は、「幸せになれないあなたへ」と題して、見落とされがちな“心の運転席”という視点について、お話ししたいと思います。
このブログを読んでいただければ、今抱えている悩みや、何度も同じような壁にぶつかってしまう原因が、まったく違う視点から見えてくるかもしれません。
あなたは、人生の「運転席」に座っていますか?
まずお尋ねします。
あなたは、今の人生、どこに向かっていますか?
この問いに即答できる方は、案外少ないものです。なぜなら、多くの人が、自分が人生の運転席に座っているという“自覚”すら持っていないからです。
たとえば…
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誰かの期待に応えるためにハンドルを切っていませんか?
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過去の失敗が怖くて、ずっとブレーキを踏んでいませんか?
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将来が不安で、前に進むことすら躊躇していませんか?
実は、あなたの人生という車を運転しているのは「あなた自身」なのです。
幸せを遠ざける「見ている場所」
人生の運転中、私たちは何を見ているのでしょうか?
① バックミラー(過去)
過去ばかり見ていませんか?
過去の失敗、後悔、痛み──それに囚われすぎると、目の前の現実を見失ってしまいます。まるでバックミラーばかり見て、前方不注意で事故を起こしてしまうように。
② サイドミラー(周囲)
他人の視線や評価ばかり気にしていませんか?
周囲の動向ばかりを気にして、自分の道を選べない。そんな状態では、あなたの望む人生を進むことはできません。
③ フロントガラスの上部(未来)
「まだ来ていない未来」にばかり焦点を当てていませんか?
未来を見すぎていると、足元にある“小さな出来事”を見逃してしまいます。今目の前にあることへの対処が遅れ、人生のバランスを崩す原因になります。
本当に見るべきは「今この瞬間」
過去や未来、周囲を見ることも時には大切です。右折するなら右を見るし、後ろに戻るならバックミラーを見る。
でもそれは進むための補助的な視点です。
本当に見るべきは、「今、どこへ進むか」という現在の道。
ハンドル=意思、カーナビ=思想
運転席にはハンドルがあります。これはあなたの意思です。
そして、どこに向かうかを示すカーナビの役割を果たすのが**あなたの「思想」や「価値観」**です。
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あなたが大事にしたいことは何ですか?
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お金?成功?名誉?それとも、心の豊かさ?自然との共生?
この思想が曖昧だと、ハンドルの切り方にも迷いが生じます。過去や未来に振り回されやすくなるのです。
あなたは今、どこを見て運転していますか?
このブログを読み終えた今、改めて自分に問いかけてみてください。
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私は過去ばかり見ていないだろうか?
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他人の評価に振り回されていないか?
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未来に怯えて、今を見失っていないか?
まとめ
今回は、幸せになれない原因のひとつ「心の運転席の視点」についてお話ししました。
視点が変われば、未来が変わります。
あなた自身が、しっかりとハンドルを握り、今という現実を見据えて人生を運転していけるように。そんな願いを込めて、この記事をお届けしました。
最後までご覧いただき、心から感謝しています。
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