自我を手放したい、本当の自分に出会いたい
夢を叶えたい。願望を実現したい。
色々な思いを持って自我を手放したいという方がいますが、
自我を手放すって、結局・・・
幸せになりたいから
ではないでしょうか?
ですが、「自我」は実は手放すことはできないんです。
その理由は・・・
自我は、「超自我」と「本能」とバランスを取るもの
だからです。
ですが、多くの方の、バランスの軸がフラフラ浮気するから願望が叶わない状態が続いてしまいます。
その結果、多くの方が、自分探しの迷路に入ってしまっています。
今回は、自我は手放さなくていい。超自我&本能との付き合い方をお伝えし、自分探しにさようならできるよう解説を行いたいと思います。
Youtube解説動画⇒ こちら
自我・超自我・本能の解説
ここでは、一般的な自我のイメージから、実際の自我・超自我・本能についての違いを詳しく解説していきます。
一般的イメージ
一般的なイメージとして体の中に、キラキラと光る本当の自分「自我」がある、というのが、一般的なイメージだと思います。
その自我が、
・何か汚れてしまっている。
・本来の輝きを失ってしまった
・過去の経験に傷つけられている
・メンタルブロックがあり、願望を実現できない
そのようなイメージがあるかと思いますが、それは誤ったイメージです。
実際のイメージ
実際には、まず「本能」があります。
本能は、生物として生存していくための根本的な欲求である、三大欲求(食欲、性欲、睡眠欲)があります。
その他、将来へのリスクに対して備えるために、将来の不安を実際のものよりは大きくとらえ、対策を取り続けようとする、ネガティブバイアス。
そして、欲求に流され、苦労しない方向を選ぼうとする「欲求原則」などがあります。
その反面、「超自我」というものがあります。
それは、私たちが赤ちゃんの頃から両親に教えられ、物心がついてからは社会から教育(洗脳)され続けてきた、常識や道徳などのことを言います。
このように、本能がしたいことと、社会が望む常識や道徳(超自我)って、違うことってたくさんありますよね。
沢山食べて、たくさん寝て、勉強や仕事をしないで、一日ゲームとかしたいです。
だけど、本能のままにしたら、生活が成り立たなくなっちゃうよね。。
だから、「本能」と「超自我」のバランスを取る役割が必要になります。
その、バランスを取るのが「自我」です。
ええ!自我って、バランスをとる役割なの!?
何かイメージと違ったわ!!
本当に、そうなんですよね。
ですが、板挟みという役割にも見えますが、私たちは、自分たちの意志を持って、バランスのとり方を変えられます。
自我は一見、板挟みでどうしようもないもの。
そのように見えてしまいますが、私たちは自分たちで知覚できる顕在意識があります。
その顕在意識を活用すれば、そのバランスを自らの力で調整し、自分が望む人生に導くことができるようになります。
また、本能と超自我の板挟みにあって動けないでいる場合には、瞑想やマインドフルネスを活用し、がんじがらめの状態をリセットすることも有効です。
ワンネスのイメージ
瞑想やマインドフルネスを行い、雑念を振り払うことで、
・本能からの抗いにくい欲求
・がんじがらめになっている自我
・強く支配し圧力をかけてくる超自我
からの力を弱めたり、解放することができます。
どうしても、今の状況が辛かったり、身動きができないときは、自分自身を解放するために、瞑想やマインドフルネスを行うと良いとされています。
その、解放された状況が「ワンネス」と言われます。
ワンネスをどうしても体験したい方は、平凡な私でも1年でワンネス実現できた、現実的なステップ
の記事を参考にして頂ければと思います。
何となくわかったけど、実生活で幸せになるには、どうすればいいの?
本能も超自我もなくならない
実生活で今回の知識を役立てるには、
自我のバランスの軸を
定める事が重要
となります。
本能には逆らえない。
超自我の強い力にも抗えない。
なら、そのバランスを取る「自我」が何を優先し、何を基準にしてバランスを保つかは、自分自身で決められるということです。
なので、自分自身で自我のバランスの軸に、名前を付けましょう。
多くの方が、自分の自我のバランスを、何となくしか考えていないのではないでしょうか?
あなたがバランスで一番重視するものは何ですか?
自我のバランスの軸におすすめなのは「幸せ」
ここからは、私の私見ですが、自我のバランスの軸におすすめなのは「幸せ」です。
もし、お金が欲しい、賞賛が欲しい。
そのような「成功」というものが、バランスの軸であったなら、それを達成したとしても、一時的な達成感しか味わえません。
しかも、難易度が高く、達成しても、次の高い目標が次から次に出てきます。
終わりはなく、心のどこかに欠乏感を抱えながら生き続けていかないといけません。
そのような「成功」をバランスの軸においてしまうよりも、
私は「幸せ」をバランスの軸に持つことをお勧めします。
成功していても、不幸な人はたくさんいます。
ですが、成功していなくても、幸せな人も沢山います。
そして、人がもっともあこがれるのは、何ももっていなくても、幸せを感じられる人なのではないかと思います。
もし、自分自身が幸せを感じられていたら、他の人にも幸せを分け与える心の余裕を持つことができます。
幸せを分け与える事ができれば、自然と自分自身も勝手に成功することができます。
まして、成功しすぎると、超自我(社会)がバランスを取ろうとしてきて、妬みや、やっかみが増えて生きづらくなる場合があるので、
どこまで成功するのか、自分で選べるようになります。
幸せについては、以下の記事で詳しく解説しています↓
ぜひ、あなたが幸せになる事を願っています。
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